2012年04月23日
@アラバマ系リグについて物申す、の巻@
2日続けての奇跡の記事ですw
今日は、お松にしては真面目な話を・・・
俺が9ヶ月間、釣りから離れている間に『アラバマ』なるものが本場アメリカのトーナメントで驚愕のウエイトを叩き出し、知らない内に日本にもそのアラバマなるものが浸透していました・・・
つい最近のロドリで奥田学氏が真冬の琵琶湖でアラバマで釣っている映像&高滝の陸っぱりでDepsスタッフのキムケンさんがアラバマで釣っている記事を拝見しました。
率直に申しまして、
今の日本のバスの現状を考えると、「とんでもない代物が入って来てしまったな」と思いました

アラバマは広大なアメリカのフィールドならではの物で、果たして日本で流行ってしまっていいもんなのかなぁ、と。
奥田氏の映像は2月の最低水温期の琵琶湖で、確か水温は5.6度。(間違っていたら、ごめんなさい)
まぁ、普通に考えると「横の動き」で反応する水温ではない状況で50オーバー2発を含む4匹?
キムケンさんは、高滝でも最も難易度が高いとされる『釣り公園』内でいとも簡単に釣っていました・・・
しかも、3時間も同じコースに投げ続けてですよ!
普通じゃ考えられません。終いには50upも出ていました

アラバマの凄さは、圧倒的な集魚力があるのに、極めてナチュラルな為バスがスレないんだと思います。
実際、奥田氏も取水塔等のマンメイドには繰り返しキャストをして釣っていました
3月のとある日の高滝湖でも、シャッド、ビッグミノー、スピナーベイトで無反応だったのでポイントを空けた所、アラバマを投げ出した人はものの30分の間に2本釣っていました。流石にこれには萎えました

自分はこれから先もアラバマを使うつもりは毛頭ありません。
疑似餌をいかに本物の様にバスに錯覚させ、口を使わせるのが本物のバスフィッシングだからだと思うからです。
アラバマはこの対極にあるもので、これに手を出してしまったら今までの自分の20数年にわたる釣りキャリを根底から覆す事になります。
高滝では、ノリーズの田辺氏の提言でアラバマ系リグが完全使用禁止になりました。
僕も賛成です。
実際、アラバマを投げている人からすればセッティングがシビアでそんなに簡単なもんじゃねぇ!!!
という意見もあって然りだと思います。
ただ、先ほども書いたようにアラバマは本筋の『バスフィッシング』からは外れていると僕は考えます。生意気言って、すいません
日本のフィールドは琵琶湖を除けば、超がつくほどのビッグフィールドは存在していません。
余計なお世話になるかもしれませんが、今あなたが通っているフィールドでアラバマでしか釣れなくなってしまったら、もう普通の疑似餌では釣れなくなってしまうんではないでしょうか?
今一度、『バス釣り』の本質とこれから先の未来を考える時に来ているのかも知れません・・・
長々と講釈を垂れてすいませんでした。
アラバマを投げている人を、誹謗中傷している訳ではないのでその点だけご理解下さい。
今日はこの辺で失礼します
PS 『アラバマ』の在り方についてご意見があれば、受け付けます。
「テメェ、生意気いってんじゃね!」的な意見もウェルカムです
Posted by お松 at 07:38│Comments(0)
│お松の勝手に薀蓄たれさせて頂きやす♪